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2006年 06月 12日
写真は、アッシジのお土産ものです。 アッシジ刺繍と、タウのペンダント。 どちらもアッシジの町中にたくさんある お土産物屋さんでよく見かけます。 アッシジ刺繍は古くから、町の女性たちがしていたものらしく 現在でも家の外に椅子を出して、刺繍している女性を見かけます。 でも昔より、そういう光景は減ったのかしら、とも思います。 小さいものから大きいものまで、いろいろ取り揃えているお店もあり。 私が買ったのは、小さいもので 茶色はフランチェスコの色、 図柄の鳥と花は、やはりフランチェスコを象徴するものですね。 鳥たちに説教したという逸話は有名ですし、 ヒバリが彼の友達、という記述もあったような。 青い糸で刺繍されているものもあって、 青は聖女キアーラの色だそうです。 タウはギリシャ文字のTで、 これもフランチェスコを象徴するシンボルになっています。 サインのかわりに使っていたといいますし 修道服を広げた形だとも、 頭が無いのは謙譲のしるしだとも言われているそうです。 茶色の紐には、3つの結び目がついています。 これはフランチェスコ派の腰紐と同じ、 神への服従、清貧、貞潔を意味しているのだったかな。 タウにはもっと深い意味もあると思うので それはまたのちほど。 あちこちの土産物屋で束になって売られているタウですが 同じ文字だけどやはり、まとめて作られたものと 職人さんが手づくりで作っているセンスのいい形のものとがあります。 私が買ったのはたしか、そういう木工芸品のお店で売られていたもの。 18Kのタウのペンダントヘッドも持っています。 今はほとんどしていないけれど。 聖人や町の紹介ではなく、 おみやげものの紹介から始まってしまった(笑)。
by SisterWind
| 2006-06-12 22:28
| アッシジのお土産
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